CSS Niteに行っていろいろ考えてみた。
IA特集という事で、コンセントの長谷川さんがスピーカーになって、海外のIA事情について話してくれました。
今回は、日本よりも「IA」が認知され、活発な議論も展開されている海外の最新動向をご紹介しながら、参加者のみなさんと一緒に、IAの役割について考えてみたいと思います。
今年の5月に行われた、IA Summit 09での話題が中心でした。流石に世界中のIAやってる人が集まるだけあって、話題のレベルが全然違いますね...。
幸い、僕らの会社はIAに相当する職種が単体であるのですが、そこで議論されている、サービスの、かつ、ページのナビゲーションや単体の機能レベルではなく、より抽象的でスケールの大きな話が話題になっているようです。
今回のお話は、IA Summit 09のトピック的な内容だったので、広く浅く、といったお話でしたが、その中で、Big IAとLittle IAという話で多少考えてしまいました。
今まで一般的に定義されていた、情報デザインの実作業を行う人をLitte IAと定義し、ユーザーリサーチ、サイト戦略、コンテンツ全般のプロデュース、技術的な検討といった、幅広い部分に目を向ける人をBig IAとしよう、という考え方のようです。
ただ、そうすると、日本ではディレクターやプロデューサーと役割がかぶりますし、職種の分類に明確さを求める海外ではIAの業務があまりにも広くなりすぎてしまうので、ここはこれからまた議論が行われる部分だと思います。
そうした上で、今後はIA(Information Architect)ではなく、UXD(User eXperience Designer)と名乗ろう、と、かのJesse James Garrettが発言して、物議を醸し出したそうです。そりゃ、JJGといえは、IAという概念を広めた人ですしねぇ...。
ただ、IAという職能は、仕事の性格上、多くのインプットと、関係者コミュニケーションや調整を必要とする職能なので、与えられた情報や環境だけでは全然仕事ができない事も多く、必然的にBig IA的な仕事をせざるを得ないという状況もままあります。
今後はインプットや環境が充実し、その上でより高度で専門的な仕事をする職能がIAになっていくのかな...、と思ったら、そうではなくて、よりコンサルテーション的な仕事として進んで行くのですか...、と、やっぱり自分も驚いてしまいました。
確かに、そういう広範囲を見られる人間がUXDやIxDという肩書きのもと、精力的に仕事を行えばよいサービスやプロダクトができるとは思いますが、ちょっと仕事の内容とアウトプットが漠然としていて、人によって作業のクオリティにばらつきがですぎるのかなぁ...、と思ったりもしました。
ちょうど、ディレクターとひとくくりにされている中に、さまざまな作業が混在しているように。
仕事の区分は、これからまた細分化と統合を繰り返していくとは思いますが、多少、大きな変革期を迎えそうな感じですね。
8月 22nd, 2009 - 00:14
CSS Nite in Ginza, Vol.38が終了しました。
2009年8月20日(木)、アップルストア銀座にてCSS Nite in Gi…