年末年始にいろいろ本を読んでみた。
移動が多くてまとまった時間を取りやすかったので、色々本を読んでみました。
今年は週1〜2冊くらいのペースで本読めるといいなぁ
このミステリーがすごい!第4回で大賞を取った、大学病院を舞台にしたミステリー作品。作者は現役の医者という事で、病院内や組織の描写に嫌なくらいのリアリティがあります。そこに漫画的にデフォルメされたキャラクターがのる事で、リアリティを保っているのにさくさく読めるエンタテイメント溢れる作品です。
「チーム・バチスタの栄光」の続編。期待していたけどあのトリックはないよなぁ...。って感じでした。ちょっと残念。
PHP研究所
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JOC臨界事故で調査委員を勤めた方が、心理学の面から無責任な行動が生まれる過程とそれに立ち向かう方法を説いています。「無責任さを責める前に、自分が本当に公平な立場で会社を見られているかを自分に問え」と、まるで牧師さんの言葉の様に滔々と書かれた本です。
コの業界のオキテのPM版といったところでしょうか。某Fとか某Nとかでよく見られる光景のような気もします。問題を掘り下げる訳ではなく、そこにあったかも知れない問題を列挙しているだけなので、「コの業界のオキテ」に比べると即物的な感じがしますが、業界を知るには良い本です。
オライリー・ジャパン
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ネットワークエンジニアが目の前の作業に忙殺される事なく目的と余裕を持って仕事を進めるための本。
飛び込みの作業が多くてスケジュールを立てにくいようなポジションにいる人は読んでみるとためになります。
遠藤浩樹についてもう少し書いてみる。
学生の頃結構好きだった作家さんです。
今も昔もアフタヌーンに「EDEN」という漫画を描いている人です。SFなのにもう10年近く連載が続いています。
EDENを描く前は「インテリヤクザの叔父のいる高校生とヤクザの情婦の女子高生の話」とか「地方から東京の美大を目指していて気になる先輩がいるけどその人には大事な人がいて何もできない高校生の話」とか「演劇部で好いたり好かれたり過去話をしながら公演の準備をする学生たちの話」といった、今のトレンドとは無縁の非常に青臭い話ばかりを描いていた人です。
主人公は社会を見下していて「こんな世界つまらない、なくなってしまえ」とか常に言っていそうなのだけど、気になる女の子には恥ずかしくてまともに話もできなくてつい気持ちと逆のことを言ってしまうような、今で言えば「中2病」のようなタイプの人間が多く、話の展開も主人公の目の高さで進むので、明るくもなく、かといって展開が激しくもないという展開の作品が多いです。
では何が良いかと言えば、その「中2病」っぽい読者には共感できる要素が多いので、その手の読者は強烈に引き込まれるところです。まあ当時の僕ですが。
90年代後半の、これからは個性の時代という風潮になりつつあるけどとりたてて何がしたい訳でもなく、かといって他人と一緒の価値観ではいられない、という冷めていて無気力だけど周りと一緒は嫌な若者達の空気を短編では非常にリアルに描かれていて、それを見て安心したり共感したりしていました。
EDENの3巻くらいまでと短編集の1と短編集の2に収録されている「プラットホーム」は、今読むといろいろ思い出して懐かしかったり恥ずかしかったりします。そういう空気を楽しめる作品を描く作家さんです。
ただ、この人は、その時の自分の身の回りの出来事しか描けないようで、短編やEDENの内容も次第にオヤジ臭くなってテーマや空気感がぼやけていったのが非常に残念です…。
Comic リュウが激しくオヤジ臭い件について
実物をまだ見てませんが、中平正彦とか鶴田謙二とか安永航一郎とか神崎将臣とか、何とも個性的な作家の多い雑誌ですね。ゲーメストとかキャプテンとか初期のウルトラジャンプで活躍していた人達ですね。
新人らしき人が全く見当たらないというのが、なんともすごいところです。週刊バンチも、元週刊少年ジャンプの連載陣が多数いて、結構作家さんの年齢が高そうですが、このComic リュウの作家さん達も結構年齢が高そうです。
で、ここで注目なのは
Hang2 遠藤浩輝
です。
この作品の前身にあたる「Hang」は、もともとアフタヌーンの増刊号で発表された作品で、一般誌でコンビニにも置かれていたにもかかわらず、エロ本並みでかつ無修正のSEXシーンが描かれていて、単行本に収録される際にそのカットに修正を入れる入れないで作者と編集でもめて単行本の発売が遅れた曰く付きの作品です。
雑誌でえらいリアルなチンコが描かれているのを見て、「これ店で売って大丈夫なのかなぁ」と友達を話していたりしたら案の定修正が入ったで、講談社のチェック機能も一応働いていると安心しましたが、それ以前にSEXシーンが本当に必要だったのか疑問の残る作品でもあります。
遠藤浩輝も、昔はもっと繊細で青臭い作品を何のてらいもなく描くいい作家さんだったのになぁ。
Comicリュウでもチンコに修正が入っているか気になるところなので、明日書店に行って買ってきます。
追記:06/09/24
Comic リュウ、早速買って読んでみました。なんだか創刊号なのに妙にくたびれた雰囲気の雑誌です。
遠藤浩輝の「Hang2」は、高校生のSEXシーンはありましたがチンコは描かれていませんでした。
7月に買った本
秋からアニメになるようで。
銃撃戦と惨殺シーン満載の漫画なんだけど、きちんと銃殺やら撲殺やら建物粉砕を動かしてくれるかな?
ガンタムSEEDは残虐シーン満載だけど、夕方に放送できているからその辺りは大丈夫かな?
とにかく、ヘルシングの二の舞にならないことを祈って期待。あの変則コマ割りのリズムをアニメにできたらすげぇカッコいいアニメになると思う。
4巻はヒスポラ編の最後と、日本編のちょうど展開が盛り上がってきたところまで。
1年に一冊しか出ないのになんでそんなところで終わるかな?ってくらい切りの悪い所。
早く続きが見たい。
これもブラック・ラグーンと同じサンデーGXで連載している漫画。雑誌は読んだことないけど、結構読者の年齢層を高めにとっているのかもしれない。どっちも古めの映画のテイストを持ち込んだ漫画だし。
ジオブリーダーズと違って徹底的にシリアス路線を貫き、字幕のついたスクリーンのようにリアリティがないようでリアルに感じられる微妙なテイストをもっている。ページの半分が銃撃戦だったりするけど。
これも1年に1回しか出ないのに、これまたいいところで終わった。気になるなぁ。
今月も色々漫画を買ってみた。
あーあれですね、
昔、親が厳しくてなかなか漫画を買えなかった反動がここで出ているんですよ、きっと。
日本のようで日本でない世界で「蟲」と呼ばれる生物と共に暮らしている人々を描いた作品。昭和初期のような、かつてあった原体験の世界観を情緒的に表現している素敵な作品です。
この漫画、枠線のあるコマと枠線のないコマを交互に使って映画のような空間表現をしているが、ちょうどこの巻くらいから描画と表現がかっちりかみ合ってきたように見える。
昔アフタヌーン増刊で連載していて、当時新人だったけど、ほぼ雑誌の看板のような扱いだった。今考えると結構冒険のような気がする。
小学館
詐欺漫画。
こちらも描画が細かくなってきたなぁ。
今月買った漫画
確か角川から出ていた月刊誌、コミックコンプで連載していた、広江 礼威の南米冒険もの。
途中からものすごい勢いで話が展開して、さあこれからどうなる、というところでそのまま未完で終わってしまうというなんとも卑怯な漫画だったりする。10年前の漫画なので、その後が描かれる事はないと思うが、なんとも気になる。
ようやく5巻。そしてようやく高雅編が終わった。
桂 正和は、昔からべらぼうに女の子の尻を描くのが上手かったけど、話の作りが強引だったりした。そしてそれは今でもあまり変わっていないようだ。
アマギコーポレーションの転覆を狙うマッドな中田二郎博士、それを利用してアマギコーポレーションを乗っ取ろうとするチョイ役の目つきの悪い人、そして「正義」を心情に生きている天城高雅の3人が、それぞれの自己主張はしているけれど、実はきちんと絡んでいなかったりする。
とにかく勢いがあって絵が上手いので、なんとなく読めてしまうが、ちょっともったいない。
でも、このあとはまたジン編に戻るみたいなので楽しみだ。
交渉と拷問、そして強引な幕引きの交渉漫画。昔はアフタヌーンで連載していたけど、今はイブニングに移った模様。
日本を舞台にした企業テロ、というが、なんとなく話が希薄な感じ。大企業の存続がかかるよう事件を2〜3人で解決しようとしているところがリアリティに欠けるところか。
そして勇午といえば拷問シーンだが、今回は亀甲縛りにされて水攻め、と、ややマニアックな拷問だった。
さすがに買い過ぎだよなぁ
今月買った本
食費や他のものを買うはずのお金が本や漫画になっていく今日この頃。
ワークスコーポレーション
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ミツエーリンクスのノウハウ暴露本。ここの会社はこんなに内部資料を公開してしまっていいのだろうか?
サイトの企画・提案から制作・運用までのフローを実際の資料を提示しながら解説している。あくまでディレクションに内容を絞って書かれているので、実際の制作の作業については概要しか書かれていないが、その代わり広い分野に渡って解説されているので、とりあえず手元においておいて損はない。
ブラック・ラグーンで絶好調の広江礼威氏の 10 年前の作品の新装版。
昔はキャラクターの描き方が昔の平野耕太に似ていたんですね、この人。
表紙と中身で絵柄が全然違うので、ちょっと注意。
主人公が学者なのにべらんめぇ口調だったり、現地の女の娘 (?) が上品だけど異常に強かったりするのは、今の芸風というよりは、景山民夫が勢いがあったころに書いていた物語の雰囲気に似ているような気がする。
今と比べると、絵が話に追い付いていないところもあるけれど、こういう雰囲気好きだなぁ。
ずっと一版を使っていたが、二版になって大幅に語句が増えたようなので買い替え。
今回は、 PDIC 版が付属しているので、 WDIC を使って Palm で使ったり、 PDIC for CE を使ってシグマリオンで使っていた自分は変換の手間が省けて楽だ。
とはいうものの、実際には emacs か Meadow から使うの場合がほとんどなので、 EPWING 形式に変換する必要はあったりするが...。
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VOA が去年放送したニュースの中から抜粋したニュースの音声 CD と、その英文、邦訳の小冊子がセットになったもの、英辞郎を買った時に近くに置いてあったので試しに買ってみた。
通勤の時に聞いてみるつもり。
今月の漫画
なんかもう漫画を買うのが止まらないなぁ。
女の子の尻とバットマンを描かせたら日本一と言われる、桂正和渾身のヒーロー物。
連載誌が青年誌のヤンジャンになったせいか、性描写や残酷描写が以前の漫画に比べて多かったり、キャラクターが明快に善悪で分かれていなくなったりしている。
短編集の「ZETMAN」で、ダークヒーローものを描きたいけど少年誌では良い顔をされない、と、なかば愚痴のような事を書いていたので、その願望をかなえるべく青年誌に移ったのだろうか。
1巻のストーリー展開がやたら密度があって面白かったので、続けて今出ている分をまとめて買ってみたが、どうもそれ以降の巻は今ひとつというか、展開が急に遅くなってしまってなかなか話が先に進まない。
一応話全体の流れは決まっているらしいので、あとはそれをどういうボリュームでページに定着させるか、という非常に過酷な作業を続けているような気もするが、もう少し話のテンポが良かったらいいのになぁ。
MASTERキートンが絶版状態に
文芸春秋に記事が載っているらしい。
政治ネタが多いから出版者の判断で絶版になったのかなと思ったら、原作者(の友人)と出版社の間の権利問題でもめている模様。しかも原作者の勝鹿北星こと菅伸吉氏は亡くなっているので、関係者同士で話を詰めるというなんとも滑稽な姿になっているとのこと。
なんともつまらない理由で絶版になったものだ。
追記(05/05/28)~
ARTIFACTの加野瀬氏が、詳細をまとめていた。文芸春秋の記事も事実がどうかはっきりしないようだ。
4月に買った/読んだ本
なんかもう5月だけど、すっかり忘れていたので。
西南戦争付近の話。
司馬遼太郎の本は人物の描写が緻密で生き生きしているよな。
新曜社
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デザインを認知心理学の面から考察した本。こういう本を学生の頃に知っていれば、今のような適当な仕事っぷりにはなっていなかったのに...。
編集工学研究所の松岡正剛が、編集という切り口から世の中を眺める方法を示唆した本。橋本大也氏が明晰な書評を書かれている。
下の2冊は漫画。
田中圭一の半ば自虐的なサラリーマン漫画。話の間に入る担当編集者との打ち合わせが生々しくて素敵である。
集英社
江戸っ子の人間がイタリアで仕立屋をしているというかなり奇抜な設定の漫画。連載では日本に戻っているようだ。
さらに、この下はまだ読み終わっていなかったりする。ちょっとペース遅いよな。
4冊目。
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CD買う時の副読本に買ったがまだ全然目を通していない。

























